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作者:ひいらぎ まごころ
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コミカライズ
作:ひいらぎ まごころ
『人類の半分がクソだ。』 高校一年生天草(あまくさ)匠(たくみ)は、クラスメイトから距離を置かれていた。クラスで決めた学級目標やルールと違った独自の考えで動いたり、多数派を嫌ったり、あえて空気を読まない、褒められても受け入れない、プライドが高い。 このことから天草匠は、「天邪鬼」というあだ名がつき、バカにされたり、距離を置かれたり、いじめられたりしているが、誰にも助けを求めない。いや、助けを求めれる人がいない。 彼は中学二年生の頃、学年全員の女子とクラスの男子からいじめを受けていた。 同時に、義妹の悪戯にハメられ、家族からはクズ扱い。 そんな彼の精神状態はどんどん蝕まれていった。 それ以来、彼は女性恐怖症になり、三年に進級まで不登校になっていた。 誰も信じられない。人を傷つけることしかできない彼は、ゲームで心の穴を埋めていた。 不登校を続け、数少ない信頼できる人ができ、県で一位の高校に入学した。だが、高校でもいじめは絶えなかった。 ○ ある日、昼休みに屋上で女子にバカにされながら弁当を食べていた。 いつものことだと無視をし、帰ろうとしたときだった。 放課後、先生に呼ばれ職員室に向かった。 何かと思ったら、明日来る転入生の学校案内を頼まれた。断ったが、クラス委員は委員会があるからできず、他の奴らはみんな口を揃えて、「天草君がいいと思います」と言い、強制的に天草がやることになった。 翌日、天草匠は絶望した。まさかの転入生が、女子だった。しかも、美少女だった。小悪魔転入生に、同じバイト先のメガネっ娘。ゲーマーアホっ娘に、内気なヤクザの娘!! 女性恐怖症で天邪鬼少年の日常はどうなるのか……!?
更新:2023/7/31
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